怠惰で愚鈍な僕の忘備録

クスッとして貰う瞬間がここに

3…ただ過ぎるだけの時間

ただ過ぎてゆくだけの時間は、突如としてやってくる。

 

 

あなたには、何か積み重ねてゆく系の趣味はありますか?

僕にはあります。

 

今は、資格勉強とスペイン語の勉強とボディメイクです。

ちなみに、ここ1年近くほとんど手をつけてません。

時折、一瞬やる気になるものの、3日と続きません。

これを趣味とは呼べません。

 

 

 

今日は僕の怠惰の本質が伝わる話になると思う。

 

【ただ過ぎるだけの時間】

と聞いて、あなたは何を考えるだろう。

 

僕にとっては、やりたいことは沢山あるのに行動に移す気力が湧かずひたすら旧Twitterを開いたりYouTubeを眺めたりインスタをスワイプするだけの時間のことだ。

あなたにも心当たりはあると思う。

 

要するに、没頭したいものがあっても気力が湧かず何事にも没頭できていない、ただ虚無の時間のことだ。

自分が夢みる生活や環境、人生という理想だけが一丁前に大きくなった半面、気力が湧かずそんな理想に1ミリも近づこうとしない自分、湧かない気力というのが一層虚無の時間を際立たせる。

おまけに、逃げの一手でSNSを開けばあれよこれよと自分の理想とするものが交錯するものなので、もう気分は最悪だ。

そこまでしても自分磨きに行動が移らないってんだから、僕の性根にはハエや蛆がたかっていそうだね。

 

 

【ただ過ぎるだけの時間】は、21:00頃にやってくることが多いように感じる。

そう思うようになった経緯について、少しだけ触れてみる。

 

 

時は遡り2024年7月

 

僕はエンジニア関係の人材会社に属している。

7月にアサインされた企業で割と充実していた僕。

ボディメイクも資格勉強も途中で手つかずになってしまってはいたものの、職場には華とも言える若い女性もいたし、歳の近い同期や面白い先輩もいたし、残業は少ないし、何より仕事にやりがいを感じていた。

職場環境も自分の理想とするもの、そのものだった。

これまで短期間で職を転々としていた僕だけど、ここでキャリアを積んで派遣元を離れ派遣先の企業に直接雇用して貰うためにというモチベーションができていた。

リーダーも年若く、自分も夢を見れたし目指したいと思った。

やっと自分の人生の道筋を立てられた。

 

 

でも、そう上手くもいかず

 

2024年11月

突如の解雇通知

しかも僕だけでなく、派遣先企業の〇〇事業(僕が関わっていた事業)の関係者全員を対象とするものだった。

その事業は4ヵ国にオフィスを設けていて、日本オフィス(僕の勤務先)だけでも100人近くはいたことを考えると、数百人は解雇されたことが推測される。

 

このことについては、機会があれば詳しく書きたいと思う。

 

 

そんなことがあり、解雇通知をする支部長ともどもみんな仲良く解雇となった僕は、派遣社員の身なので派遣元の会社に戻り2024年12月から自宅待機期間を迎えたわけだ。

 

 

今日で自宅待機が始まった日から1ヵ月が経つところか

一言で表すなら、本当に苦痛でしかない。

これまで1日の大半を占めていた人生のモチベーションだったものを否応なく取り上げられたのだ。

 

そして、自宅で勉強タイムを設けられたというわけ。

 

これを読んでいるあなたは、給料貰いながら勉強できるなんて最高の時間じゃん!

と思うかもしれない。

いや、間違いなくそれはそうなんだ(その代わり給与は3割カット)

でも、一度資格勉強や語学勉強のモチベーションが切れて、しかも今後どうなるんだろうという不安がある怠惰人間の僕からしたら

 

「よし!自分磨きを頑張ろう!」

 

とは到底なれないわけで

丸一日、PS2のロボットシュミレーションゲームで遊ぶ(俗に言う職務怠慢です)

という無意義な時間を過ごしている。

 

 

心では分かっている。

どこかでスイッチを入れて、自分磨きのPDCAを回し今の環境から脱却しないといけないということを。

2ヵ月くらいは継続した経験があるので、工夫すれば脱却もできそうなのだが、それをするだけのモチベーションが湧かないのだ。

 

この内容に反論の余地は有り余るほどあると思う

だがしかし

怠惰な僕はこうして【ただ過ぎるだけの時間】を送っているのだ。

 

 

大きく膨れ上がった理想と、それに伴わない現実

ここから袂を分かつ日が来るように

僕は明日も【ただ過ぎるだけの時間】を送ろうと思う。

 

 

自分と、あなたが、これを見てクスッとなる瞬間があることを願う。